pdmk0830のブログ

妻のパーキンソン病との闘いと、その介護の日々の生活の記録

肉体的には楽ではないが、精神的には少し楽に・・・

自分の時間が割かれ、家内の日常生活への支援・関わりが増えつつある中で、
当初はイライラ感が募り、
『こんなことも出来ないの?』という言葉が出たり、
幻覚に対しては私が受入れることが出来ずに否定のみし、
また、夜のトイレのサポート依頼に不機嫌そうな顔をしたりするなど、
私も精神的にも参っていました。


しかし、自分がそうすればそうする程、自分が惨めになり、
ストレスも溜まってくることを実感しました。


また、
人一倍気が強くお世辞も言わない家内が、弱音を吐くようになり、
今まで難なく出来ていたことが出来なくなるなど、
家内本人が一番つらい状態にあることを悟り、
自ずと家内の目線でものを見るようになりました。


今では、当初のようなイライラ感はなくなってきています。


寝不足気味で肉体的には疲れは若干ありますが、
すごく気が楽になっています。


今後、病気が進み、下の世話など車椅子生活になる可能性も高いので、
事前に各種支援情報を調べながら、
家内との生活を楽しめるように準備していきたいと思います。
(何度か、イライラ感の訪問があるかもしれませんが、)


もう一つ悟ったことがあります。
毎日の主婦業が大変であることです。
炊事、洗濯、掃除、育児など、自分の時間を作り出すのが大変ですね。


サラリーマン川柳にもありました。
『亭主元気で留守がいい!』


『今日、飲んでくる!』と言うと、一応、『飲み過ぎないでね!』
と言うものの、家内は満面の笑みを浮かべていました。