pdmk0830のブログ

妻のパーキンソン病との闘いと、その介護の日々の生活の記録

最初に惹かれたのは・・・

家内と付き合う前、会社で朝、よく、
家内が廊下を歩きながら何気なしにパーティション等の隅を拭くのを見て
好感を持っていた。


そして、ある日、
たまたま会社の開発部門のグループで飲みに行った時、
家内もいた。


私の上着のボタンが取れかかっているのを家内が見つけ、
何気なしに私の上着を手にとり、
バッグから小さな裁縫セットを取り出して、
縫い針に糸を通してピンと張り、
親指で糸をパチン!パチン!
この音を今でも覚えている。


そして、手際よく さっと縫い上げて
『はい、どうぞ!』


これが全く自然で、当たり前の感じでやってくれた。
しかも、私に気があるからではなく、
誰にでもそうするだろうという感じだった。


会社の独身寮に入っていた私は、そこに惹かれた。


また、会社の春闘で全員集会の時、
太陽の光を受けながら他の人と喋っている家内の横顔にも惹かれた。
これを今でも覚えている。


家内の病気を早く治し、また一緒に旅行をしたいものだ。