pdmk0830のブログ

妻のパーキンソン病との闘いと、その介護の日々の生活の記録

本人が一番辛いのは分かるが、やはり穏やかならず

家内が高血圧で某クリニックに月に一度通っている。
今回、財布を忘れてしまい、次回の受診まで支払いを延ばしてくれるとのこと。


しかし、こういうのは落ち着かないので、
次の日、会社の帰りにそのクリニックに寄り、
支払いを済ませた。


その後、処方箋を持って薬局へ行き、薬をお願いした。
待ち時間は2時間だったので、薬の受け取りは翌日にした。


帰宅時間はいつもより20分位遅かった。
その時、家内は玄関でフリーズ状態であり、何とか動き出そうと頑張っていた。
そして、家内は言った。
『苦しんでいるのに、何故遅いの? どこかで遊んできたの?』


それに対して、少し強い口調で返した。
『お母さんのためにクリニックと薬局に寄ってきたんだよ!』


最近、家内はフリーズが多くなって動き出すのに苦労をし、
自分の身の回りへの注意力が散漫になりつつある。
誰もいない部屋にも明かりが点いていることが多くなった。


自由にならない体を抱えて本人が一番辛い筈なので、
怒る気持ちはあまり湧いて来ないが、
よかれと思ってやったことに対してケチがつくと、
やはり、穏やかではない。


家内の愚痴や文句アタックに対する怒りが出て来ないようにするためには、
“家内が一番辛い状態にある”ということを常に念頭に入れておく必要がある。