pdmk0830のブログ

妻のパーキンソン病との闘いと、その介護の日々の生活の記録

家内に対する対応方法は間違っていないだろうか?

家内は、気が強く、自分の意見を変えることはまずない。
この性格は基本的に以前から変わっていない。
したがって、家内にPDに立ち向かう気持ちを維持して欲しいと思い、
私は腫れ物にでも触るような対応はしていない。
少しでも良いと思うことをアドバイスとして言っている。


これが口喧嘩になるが、以前の口喧嘩とは違い、家内がいろいろな理由を付けて反撃してくるところを楽しんでいる。
家内の脳の活性化にも繋がっていると思っている。が、正しいのだろうか?
もちろん、根に持つような口喧嘩はしない。
口喧嘩の後は、仲良くお買い物へ行くなど、ごく普通の夫婦である。


幻視に対しては、「私には見えないよ!」、「何処にもいないよ!」、「我が家にいる筈ないじゃない!」と、やんわりと否定する。
いろいろな情報では、認知症患者の幻覚に対して否定せずに心が穏やかになるように応対するとよい とある。
確かにそうだろう。
最初の数回ならそうすると思うが、
これが長く続くようであれば、話のキャッチボールを意識しながら、幻視を否定し、あり得ない理由を説明するようにしている。


私自身、家内のADL能力を高めてQoLを向上させようと頑張っているつもりだが、家内に負い目を持たせないようにしている。
すなわち、腫れ物に触るような対応をせず、優しい口喧嘩をするようにしている。


たまには、家内に私の意見を通すこともする。
その時、家内は、「男のくせにグチュグチュ言ってる!」と来る。
家内からくるこの返しが嬉しい。
やはり、家内は戦友だ。