pdmk0830のブログ

妻のパーキンソン病との闘いと、その介護の日々の生活の記録

リハビリ記録20170828PM(57) / Fall is on its way.

水分摂取が足りない家内にとって夏は好きではない。
PD発症してからは尚更だ。
今日は少し涼しくなった。
そろそろ秋。
そろそろ、また元気を取り戻して欲しい。


今日、夜中1時半頃、トイレに行きたいとのことで、
体を起こしてあげようとすると、やはり脇腹に激痛が走り、
「お父さんは触らないで!」ときた。
ここから幻覚を伴っておかしな言動が始まった。


「トイレに行きたい! 痛い! 誰か助けて!」
私が手を差し伸べると
「触らないで! 救急車を呼んで!」
私の説得と家内の拒否の押し問答~小康状態の繰り返しが1~2時間続いた後、
今度は、
「先生、早く診て下さい! 後ろにも待っている患者さんがいるんです!」
寝室にたくさんの人がいるらしい。
この時の家内はすごく饒舌ではっきりと喋っている。


レビー小体認知症傾向にあると思っているので、もう驚かない。
私が何かを言うと、「うるさい!」とも言い放った。
しかし、トイレも我慢の限界。
紙パンツをはいているので、私は「お父さんコール」が来るまで待っていた。


そして、やっと来た。
「そこの寝ている人! トイレに連れて行って下さい。お願いします。」
私は、「お父さんでもいいですか?」
家内は、「はい!お願いします。」


再度、ゆっくりと起こしてあげたが、やはり痛みがある。
一呼吸を置きながらやっと立たせることが出来た。
立つと、もう痛みはなくなっている。
このようなことが月に何度かある。


結局、約3時間半の押し問答で、
家内はすっきり。
私はモヤモヤ。 会社を休むことにした。


暑くて水分が足りないせいもあると思っている。
秋になって涼しくなれば、少しはよくなるだろう。
そう願いたい。


そして、午後、リハビリ施設の方が迎えに来た。
家内は笑顔で話しながら出かけて行った。



長期目標:
  自身のことは自分でできる日常生活を送ることができる
短期目標:
  筋肉のこわばりが改善し家事などの日常動作がスムーズになる
  (横歩きに自信が持てる)
  (安全にトイレの使用ができる)
  (物を掴みあげる/しゃがむ/立ち上がり などの動作がスムーズにできる)
  (起立状態で後方に振り返ることができる)
具体的な援助計画
  軽い負荷のマシントレーニングで不活動筋に刺激を与え、日常動作の安定を図る


血圧・脈拍・体温:
  リハビリ前111/55・57・37.1
     (やはり熱が籠っている : 脱水症状)
  リハビリ後132/79・56・-


マシントレーニング:
  ローイング/姿勢改善、肩甲骨周囲の可動性と安定性向上
    (2.5kg 1m 1往復 1~3S 20回)
  レッグプレス/起立・着席動作改善、足・膝・股関節周囲の安定性向上
    (2.5kg 1m 1往復 1~3S 20回)
  チェストプレス/体を支える動作、肩関節・胸郭の可動性と安定性向上
    (2.5kg 1m 1往復 1~3S 20回)
  ヒップアブダクション/歩行安定性向上、股関節周囲の可動性と安定性向上
    (2.5kg 1m 1往復 1~3S 20回)
  トーソフレクション/起立・着席動作改善
    (2.5kg 1m 1往復 1~3S 20回)
  レッグエクステンション/起立・歩行安定、股関節周囲の可動性と安定性向上
    (7.5kg 1m 1往復 1~3S 20回)
体操:    20分
太極拳:   15分
口腔体操:  5分