夜中のトイレ2回だが、
比較的楽な朝を迎えた。

今日は我が自治会（68世帯）の防災訓練の日。
市役所の総合防災課による防災講話もあった。

家内は薬が効いている間は積極的であり、
家内も防災訓練に出たいと言ったが、
「皆さんヘルメット着用だよ！」
と伝えた途端、
「やはり、家で留守番してるわ！」
実際、約80人の男女が参加したが、
皆さんヘルメットを着用していた。

明日は東日本大震災から7年目だ。
あの目を疑うような光景が次から次へと舞い込んできたあの日、
約2万人弱の犠牲者と行方不明者。
過酷な経験をした人々の一つ一つの体験談を聞くと
無念の声が伝わってくる。
防災訓練で黙祷を捧げた。

あの日、家内や実家と全く連絡が取れず、
都内の交通機関は完全にストップし、
会社から家まで徒歩約7時間かけて辿り着いた。
夜中の2時、
家内は毛布にくるまって震えながらテレビであの光景を見ていた。
そして、私の顔を見て顔がほころんだ。
泊まらずに帰ってきてよかった。