pdmk0830のブログ

妻のパーキンソン病との闘いと、その介護の日々の生活の記録

TOEIC 900点以上を獲得するには・・・

先日、会社の同僚でTOEIC 985点獲得した同時通訳者でもある人(ご主人は英国人)との雑談で、TOEIC 900点以上を目指している方へのアドバイスを頂いたが、一度で聞き流すには勿体ないと思い、今後のためにもそのエッセンスをまとめておく。


――― 以下、アドバイスのポイントのまとめ ―――
◆800点台獲得者 ⇒ リーディングやリスニング、語彙など、特に何かの分野が苦手というわけでもないが、800点台から900点台に上げるのが一番しんどいところ。
「目に見えて上達」というのがあまりないが、日々の積み重ねで、自分では感じないとしても、頑張った分は必ず力になっているので、そこを信じて続けること。


◆過去問をできる限り熟すこと。


◆通訳学習でのシャドーイング ⇒ リスニングや英語を身につける上でとても助けになる。英語のすぐ後をついて言った方が簡単だが、一番力になるのは、2秒ぐらい遅れてついていくこと(簡単そうで意外と難しい)。
これは、毎日数分でいいので続けるとよい。
同じ教材を使って、最初はとにかくピタッとくっついていき、それから、意味や流れをつかみ、確認し、それからまた同じことを繰り返しながら、もう少し間隔をあけて追っていくようにする、という感じでするとよい。


◆TED(日本のサイト) ⇒ 字幕が出、英語のサブタイトルも出る。原稿も掲載されていたりする。これは、シャドーイングの練習、リスニングの練習にも都合がよく、テーマが多種多様なので、自分に興味のあるものから始めて、いろいろ聞いてみると興味深く学べる筈(TEDは1本あたり10-20分程度なのでとっつきやすい)。
字幕や原稿が付いている ⇒ わからなかった部分をチェックし、聞き直して確認できるところが、学習用に向いている。
映画やドラマでも、TEDでも、最初に字幕で見て(あるいは英語で原稿に目を通して)、内容をつかんだ上で、次に字幕なしで見るのもとても力になる。すでにそうやって練習したものを、少し後になってまた聞いてみると、変化に気づける筈。


◆聞いて理解することの練習用 ⇒ 日本記者クラブ(JNPC)と、FCCJクラブ(外国人記者クラブ)のサイトに、これまでの会見の動画アーカイブがある。
日本記者クラブへの外国人ゲスト、あるいは、外国人記者クラブへの日本人ゲスト(英語を話さない方)については、通訳が入っている。
逐次通訳なので、英語を聞いてから、その通訳を聞ける。
そこで、自分の理解があっていたか確認がでる。
稀に、通訳が少し間違うこともあるので、それも面白い(?)。


◆TOEICのリーディング ⇒ 難解な英文はあまり出ないが、スピードが求められるので、日々、読むことが大切。短くても、できるだけ毎日することが一番。
その時に、音読するのもすごくためになる。
同じものを繰り返し音読することの効果を説く人もいる。
英語の表現の幅を広げるためによい。
また、五感を同時にできるだけ多く使っての学習は効果があり、単語力をつけるのにも助けになる。


◆リーディングにしても、リスニングにしても、あまり細かなことにこだわりすぎず、全体としての意味や流れをつかむことにフォーカスするとよい。
わからない単語があっても、とにかく全体として何を言おうとしているかをつかもうとすることを最初にし、そこを確認してから(この部分のために、最初から日英の両方がある教材を使うのは助けになる)、単語レベルでわからないところも一応確認する。


◆何か新しいことを試してみたり、違った形で英語に接したりしてみることで、新鮮に感じられる筈。
―――― 以上、アドバイスのポイントのまとめ ――――