pdmk0830のブログ

妻のパーキンソン病との闘いと、その介護の日々の生活の記録

20210627sun ショートステイ7泊8日の第2日目 / 家内の、言ったであろう言葉で文字にしてみたいと思う

朝刊では降水確率70%で1日雨の予報。
完全な雨降りと思っていたが、
お天道様が少し顔を出しているではないか!!
そうなると、洗濯&掃除モードがON。
洗濯物は夕方に乾燥機で仕上げ。
最近は乾燥機がフル稼働だ。
庭の雑草取りもやった。汗ばむこともなく楽だった。
結局、雨は降らなかった。有り難い。


今日は、特に連絡もなく、
家内は無事に過ごせていると思う。


ところで、小池真理子さんの『沈黙のひと』は、
ご自身のお父様のことをヒントにしたものであるが、
お父様はパーキンソン病を患って
次第に話すことも、自分の意思も伝えることも出来なくなり、
そして亡くなられた。
その後、遺品を整理していて、いろいろな驚きや発見があり、
お父様の伝えたかったことなどを題材にして小説にしようとペンをとったようだ。
“話すことも、歩くことも、書くことも出来なくなったとき、
人は何を思うのか。
あふれる想いは、いったいどこに向うのか。“
と。


家内も、
PDが進行して次第に自由が効かなくなり、
私に対する感情や、自分の想いが伝わらないもどかしさを随分と感じていたに違いない。
今までの反発、現在の反発の中にもそれがあると思う。
いつか、その気になったら、
介護生活を通じての、家内が言いたかったことを、
家内の、言ったであろう言葉で文字にしてみたいと思う。


結婚前、キースジャレットのケルンコンサートでの弾き始めに感動した思い出がある。

Keith Jarrett - THE KÖLN CONCERT - complete, Tomasz Trzcinski - piano