pdmk0830のブログ

妻のパーキンソン病との闘いと、その介護の日々の生活の記録

20210701thu ショートステイ7泊8日の第6日目 / 翻訳校閲で思うこと

今日もA苑からの連絡はなかった。
No news is good news.
笑顔で過ごしていますように!



今日、翻訳者に出した注意書に対する意見書が届いた。
翻訳者の方々は、それなりのキャリアを積まれた方々なので、
やはり、注意書(所謂、ケチ)に対しての反論が多い。


英文は、曖昧な表現が少なく、主語もハッキリしているので、
作者の意図が分かり易いが、
それを日本語文に翻訳すると、
主語の省略(前述の主語で代用など)や読点(、)の有無によって、
幾通りもの意味になったり、係り受けが曖昧になったりなど、
どうも、日本語翻訳文は曖昧な要素が入り込みやすい。
読む人によって意味が変わるようでは困る。


特に、英文では、
コロン(:)、セミコロン(;)、インデント、関係代名詞を
用いていることが多いので、内容の曖昧さは少なくなる。
しかし、それらの要素を日本語翻訳文で表現しようとすると、
そこに難しさが出て来る。
自然な日本語文で、メカニックスが正確な文にすることが要求されているので、
NGの場合、注意書の発行になってしまう。
しかし、その発行の際、
翻訳者のプライドを傷つけないようにしなければいけない。
苦労もあるが、楽しくもある。



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