pdmk0830のブログ

妻のパーキンソン病との闘いと、その介護の日々の生活の記録

20180731 京大病院・治験管理部からの回答 / PDを治す治療方法はノーベル賞級のものなのだろうか?

iPS細胞を利用した治験への参加募集について、
担当の方からメールで回答を頂いた。
詳細を読んでいくと選択基準に適合しない項目があった。
恐らく、今回は世界初となる治験のため、
100%の大成功を目指して万全の体制で臨んでいると思われる。
今回は諦めざるを得ない。


また、iPS細胞から神経細胞になり損ねた不完全な細胞が混じると、
がん化する恐れも有るらしい。
その場合、がんを取り除く手術も必要になるとのこと。
そして、初耳だったのは、
“移植で病気そのものを治せるわけではない”とのこと。
PD患者の脳では移植後も異常なたんぱく質が溜まり続け、
移植した細胞もいずれ死んでしまう恐れもあるという。
このことを聞いただけでも、かなりのリスクがある。


家内は、
「恐ろしくて受けられないわ!」
と。
確かに、今の段階では家内に勧められない。


PDを治す治療方法はノーベル賞級のものなのだろうか?
この残酷なPDを治す治療方法が待ち遠しい。