pdmk0830のブログ

妻のパーキンソン病との闘いと、その介護の日々の生活の記録

20240423tue(’221204sun/入)  家内とのフリーな面会

10時過ぎ、家内に会いに行った。
スタッフ室に挨拶をし、家内の生活空間へ。


今日はお歌の会で多くの利用者さん達が集い、
ピンキーとキラーの 恋の季節 で盛り上がっていた^^
お歌のお姉さんが、
 春は恋の季節だよ~
 〇〇さん、また恋をしたい?
  
もう、いい。したくない^^
 △△さんは?
  もう一回、したいわ!
 夏はその恋が燃えるんだよ^^
 秋は燃えて萎れ、
 冬は忍の季節、
 そして、また春は恋の季節だよ~
あちこちから色々な声が飛び交い、賑わっていた^^


家内も談話室で聴きながら寛いでいた。
私の問い掛けに『※%?*#$X』、
私の手を握ってあちこちに元気に動かしていた^^
 しかし、残念ながらこれはジスキネジア運動。
 少しでも意味のある会話が出来ればいいのだが・・・
座りを整え、肩、腕、脚をマッサージしながら話しかけた。
 今日は、涎や口から漏れた飲料水などで上着が少し濡れていた。
 家にいた時も、着替えた直後に汚すことも多く、ある程度の汚れも我慢だ。


男性スタッフさんによると、
非常に安定しており、食事も完食状態が続いているとのこと。


また、肩、腕や脚をマッサージしてあげ、
約30分位で家内に『お母さん、また来るね!』と
A苑を後にした。


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面会に行った後にいつも思うことは、
『介護施設は、現代版 冠着山 なのかなぁ・・・』と。
“わが心 なぐさめかねつ 更級や をばすて山に 照る月を見て”
         (『大和物語』の「姨捨」より)
とも、思ったりもする。
しかし、
施設の色々なイベントで皆さんが楽しんでいる姿を目にしたり、
スタッフさん達の笑顔での接し方を見にしたりすると、
そのような思いも少しは和らぐ。
毎日の介護の辛さ(両者にとっても)を長く経験しているだけに、
今の施設が家内にとっても私にとっても最善の策と思っている。