pdmk0830のブログ

妻のパーキンソン病との闘いと、その介護の日々の生活の記録

20220628tue ショートステイ14泊15日の第11日目 / Sさんとのミーティング / “如何に今の人生を楽しんでいるかだ”

午前、家内にぶどうを届けた。
相談員Sさんによると、
やはり、食事は今までと同じようだが、
比較的食べている方なので心配なしとのこと。
かなり暑くなってきたが、
水分摂取に注意しながら全体的に穏やかに過ごしているようだ。
よかった。


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午後は、前の会社の入社時の上司Sさんとのミーティング。
実は、Sさんは運転免許証を返上していなかった。
私の早とちりだった。
 Sさんの車のナンバーは『7583』で、
 75歳になったら83歳で免許証返上をしようと考えていたが、
 86歳まで頑張った。
 そして今年4月、さらに挑戦し、
 認知症テスト等の筆記試験を満点でパスし、
 更新したとのこと。
 Sさんには認知症は関係ないようだ(^_^)
 運転は奥様との買い物が主らしい。
しかし、今後のミーティングも送り迎えをしようと思う。


今日も約3時間、
Sさん行きつけの『CAFÉ de CRIÉ』で謦咳に接した。
前の会社でのいろいろな想い出話に花が咲いた。
その中での興味深いSさんのお話しを2つ。


その1:
 1970年代(開発部門長時)、
 有機EL開発をデザイン部長から強く求められたが、
 (直ぐの商品化を目指していたらしい)
 実用化は30年後と確信し、開発拒否。
 すると、デザイン部長は社長に直訴し、
 いろいろなことがあったようだ。
 (2007年、ソニーが有機ELテレビ商品化)


Sさんは、2代目社長から言われていたことがあった。
『独創的技術開発でも企業においては、
 一歩先んずるは踏み外すのと同じなので、
 半歩先んずる先行技術開発をしなさい』と。


その2:
 今月亡くなったソニー元社長の出井伸之氏は大学の同期だった。
 Sさんも一時は東京通信工業(株)(ソニーの前身)に就職しようとしたが、
 主任教授からのアドバイスで前の会社に就職したとのこと。
 当時、東京通信工業(株)はまだ新しい会社であり、悩んだようだった。
 その時、思った。
 Sさんはアイデア豊富で、発想が豊かであり、
 出井さんと一緒に入社していれば、
 二人三脚で活躍できたのだろうなぁ と。


今日のSさんとのお話しで、
人生は実に興味深く、
いい人生も、よくない人生もないし、
如何に今の人生を楽しんでいるかだ
と、感じた(^_^)


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Fauré : Violin Sonata No.1 in A major, op.13