幻痛や幻傷というのもあるのだろうか?
今朝1時半頃、左の膝が痛いということで、
起こされた。
傷口が痛い!という。
バイ菌が入るから触らないで!とも言われた。
勿論、傷などない。
触ってみようとすると、痛い!痛い!というので、手が付けられない。
今度は、訪問看護師さんを呼んで!と来た。
こんな夜中に看護師さんを呼んだら可哀相でしょ!と言うと、
そうね!と直ぐ納得してくれた。
確かに痛みを感じてはいるようだ。
トイレにも行きたい!と言うので、
とにかく立とう!と説得して、
両膝を優しく立たせ、
そして、両手を掴んで静かに立ち上がらせた。
痛い!とは言わなかった。
今まで、痛い!と言っていた痛みがないようなので、
ほら痛みは取れたでしょ!と言った。
トイレもスムーズに済ませ、
床につくなり、
お父さん、すごい!痛みを取ってくれた!と褒める。
どうやら、幻痛や幻傷のような感じがする。
あるのだろうか?
家内とこの手の会話を続けていくと、
家内は、いじめられている!と言うので、
あとは適当に受け流していくことも必要だ。
こちらも疲れてくる。
日々、思いもしないことが出て来ると、
介護の現場は難しく、学ぶべきことも奥が深いと思い知らされる。
何とかして、負担を軽減する策も考えていこう。
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