pdmk0830のブログ

妻のパーキンソン病との闘いと、その介護の日々の生活の記録

20210928tue ショートステイ7泊8日の第4日目 / 介護に忍び寄る悪魔をブロック!

今日、家内にブドウを届けた。
相談員Sさんが対応してくれた。
全体的には穏やかに過ごしているとのこと。
しかし、食事の方はいつもと同じような感じらしい。
ただ、調子がいいと完食してくれるようだ。
今日の昼食は完食だったとのこと。


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M神経内科に通い始めて約1年後、主治医から、
『怒られたことはいつまでも覚えていますよ!』
と言われた。
進行性のPDに罹患し、
介護レベルが重くなるに従い、
患者を叱り飛ばしてしまうことが多いとのこと。


確かに、今まで、想定外のことがあったりすると、
つい、声を荒げて叱ってしまうことが何度もあった。
咄嗟のことで、コントロールが利かなくなっていた。


このブログを始めたきっかけは、
主治医のアドバイスを身に染みて感じ、
自分をコントロールするためにも日誌をつけて行こう
ということだった。
また、
同じような想いをされている他のブロガーさんもいることを知り、
自ずと家内のPDの進行状況も記した闘病日誌になっている。


家内の病状は、
特殊性があるような感じがしており、
生活の基本である、摂食、摂水、トイレ、歯磨き、着替え等の進みが遅く、
そのため時間をかけていることから、
私の介助が家内の嫌がること(家内から見ると虐待)になっているようだ。
家内の現在の反発は、
そのようなことに起因しているのかもしれない。
そこで、常に、“そうではないよ!”と満面の笑みを浮かべながら介助するように心がけている。


しかし、毎日の介護となると、
通じ合った時、笑顔で応えてくれた時、スムーズな時、・・・等などもあるが、
通じ合わない時、調子が悪い時、反発された時、下の世話で手子摺った時、・・・等など、
いい時もあるし、そうでない時:介護を放棄したくなる時もある。
状況によっては私の精神状態もいろいろと変わる。
感情の抑えが利かなくなると本当の虐待に繋がりかねない。
介護での悲しい事件などは、その極限状態で発生していると思う。
子供の虐待や悲しい事件も同じようなことかもしれない。
自分を常に普通の状態に戻すようにすることが肝要だ。


今は、月1回のショートステイ、週3のデイサービスを利用し、
そしてその週3のタイミングで仕事に行っている。
仕事は一番の息抜きになっている(もちろん、仕事の品質はOK・・・の筈)し、
その他、リフレッシュも心がけている。


常日頃の振る舞いを意識しながら自分を見つめ、
介護に忍び寄る悪魔をブロックしなければならない。



Chopin: Military Polonaise Op.40-1 Piano, Yuki Kondo