pdmk0830のブログ

妻のパーキンソン病との闘いと、その介護の日々の生活の記録

20190630 堪忍袋の緒が切れないように常に緩めておこう

家内の日々の介護は、
1対1で連続的な変化に対応しながらやっているので、
想定外の異常行動にも、
「あっ! ついに来たか!」位の驚きで済むことが多い。


しかし、家内の虫の居所が悪く、
猛反発でメチャクチャなこともやるようになってくると、手に負えず、
自制心を失って堪忍袋の緒が切れることもあるかもしれない。


今までは、叱りつけることが多かった。
しかし、家内は病気なんだと思うと、
その「叱りつけ」を反省し、かつ後味も悪かったという繰り返しだった。


今では、免疫力も大分つき、
少々のことでは腹も立たなくなった。
認知機能ダウンの進行に伴って、
赤ちゃんに戻っているんだ
ということが頭の中に定着してくれば、
堪忍袋の緒が切れるところまでは行かないと思う。
いや、行かないようにしなければ。
今後、さらに堪忍袋の緒を緩々にして行こう。


介護職現場での1対多を相手にする介護者は、
堪忍袋の緒が切れないようにするために
高度な訓練や技術を積み重ねてきていると思われる。
第3者的立場では、
常に笑顔で優しく接することが当たり前 と思うだろうが、
毎日のこととなると、そう簡単なものではない。
超高齢化社会に突入している現在、
介護職はあらゆる面でますます重要な位置づけになってくるだろう。