pdmk0830のブログ

妻のパーキンソン病との闘いと、その介護の日々の生活の記録

今日のエアロビクスは・・・

スポーツジムに通って20年余り、
家内は、
エアロビクスやジャズダンス、ズンバ、ステップ等々は、
常に一番前で行い、指定席化していた。


パーキンソン病発症後は、
少しずつ後退するも、
友達が指定席に誘導し、しばらくはそこでエクササイズ。


しかし、最近は全ての動作が小さくなり、
さすがに、一番前では気が引ける とのことで、
中間位置にいたが、
今日は、友達が、
『一番前が安全だし、見守ってあげるわ!』
とのことで、いつもの指定席へ。


私は、一番隅の方で、エクササイズに汗をかく。


やはり、家内はストロークも小さく、
小技も皆さんについて行けない。
かなり、悔しかった!と言う。


たまたま、チャ××さんのブログで ” 元気ダンス ” を見て、
家内と共に感動した。
しかも、80歳の方もいらっしゃるという。
全く信じられない。
皆さん、若くて魅力的な振り付け。


家内も、
『私も、今まではこうだったでしょう?』と。


これからも、チャ××さんのブログを訪問して、
家内を勇気づけよう!


でも思った。
この病気になっても皆と一緒にやろう
とする気持ちがあるだけ偉いな と。

訪問調査の結果は・・・

家内に要介護2の認定通知が来た。


調査員の前では、

受け応えもテキパキとし、

動作もスムーズに出来た。


これでは非該当!

と思っていたが、

お医者さんが、

きちんと報告してくれたようだ。


早速、ケアマネジャーの検討に入った。


先ずは、

パーキンソン病患者が多い、

先日見学した、

平均年齢85歳とは思えない位の

元気なグループがいた

リハビリ施設を考えている。


私が

パーキンソン病体操を教えようとしても

鬱陶しいようだったので、

専門家がいる施設なら

真剣に取り組んでくれるだろう。


やはり、

愛する人の前では、

醜態を晒したくないのかな?(笑笑)


あと、幻覚を何とかしなくては・・・

介護に向け、精神的な免疫力とは?

私にとっては、『あばたもえくぼ』の状態になること かな?
すなわち、何でも受入れることができる状態。


恋愛・新婚時代は、『あばたもえくぼ』で、
相手のことは何でも好きという状態にある。
100%、受入れOK。
(一番幸せな状態)


結婚生活10年も経つと、
お互いの短所を知り尽くし、
好きなところと嫌いなところの境界が見えて来る。
好きなところはあるものの、
嫌いなところはどうしても受け入れられなくなる。
すなわち、『あばたはあばた』という状態になる。
(次第に言わなくてもいいことがチクリと出る状態)


「うちのお父さんは・・・」と言いながらも、
未だお互いに労わり合う余裕がある状態。
(大抵のご夫婦はこの状態かな)


ところが、?10年も経ってくると、
『言わなくてもいいことまで言ってしまう』
ことが多くなってくる。
お互いに受け入れる領域が次第に少なくなる
えくぼもあばた』という状態になってくる。
(これはヤバイ状態)
(熟年離婚も?)


この状態で介護に入ると、最悪!


ここで、『あばたもえくぼ』の状態に舵取りしよう!
新婚時代とは異なる感情で、
人生の戦友として、
最後まで労り合う。

『老老介護』の末の悲劇・・・免疫力を付けよう!っと

今週の某新聞の朝刊第1面に載っていた。
人ごとではない。


記事を読むと、
介護する側が肉体的、精神的に参ってしまい、
かつ、孤立してしまった末の悲劇のようだ。


少子高齢化社会が更に深刻化してくると、
今の若い人の負担が更に高まり、
親の介護負担もずっしりと肩に。


親からすれば、子供には迷惑をかけたくない。
しかし、子供も黙って見ているわけにはいかない。


これから家内に対する介護負担も増えてくるだろう。
毎日一緒に生活していると、
『ゆでがえる現象』ではないが、
家内の衰えの症状を段階的に見ているためか、
今後のアクションアイテムをシミュレーションしながら、
家内の全てを受入れることが出来そうだ。


外部との繋がりも絶やさず、
いよいよ困難になった時のヘルプコールも出せるように!


精神的な免疫力をつけ、
肉体的な免疫力も付けて健康寿命も延ばそう。


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インフルエンザ対策のワンポイントを教えて頂いた。


・うがいはあまり効かないらしい。
 ∵ 喉の粘膜に付いたウィルスは約20分で細胞内へ入ってしまう。


したがって、熱めのお茶やコーヒーを飲むといいらしい。
 (ウィルスは37℃で死滅するそうです。)


おまけで、
『うがいより手洗いをしっかりと!』が効くらしい。
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あっ! 家内がお風呂で呼んでいる!
さあ、体を拭いてあげようっと!

えっ! へそくり!

家内が、早朝、タンスの近くに人を感じたらしく、
その人がタンスを開けようとしていた!とのこと。


頭では幻覚だとは分っているつもりでも、
はっきりと見えたらしく、
『お父さん、怒らないで聞いてくれる?』


最近、力の衰えが目立ち、
今まで何の不自由もなかったタンスの引き出しを
開けるのにも苦労している。


『そこのタンスの引き出しにお金があるので、
 銀行の貸金庫に預けてきてくれる?』と。


見たら、・・・ いっ、いつの間に・・・
家内曰く、
『友達は皆やっており、女の人は皆そうよ!』とのこと。
どうやら、まだ他にもあるらしい。


確かに、財布のヒモは家内が握っており、
家内から毎月の小遣いをもらっているので、
残りは家内のコントロール下。


幻覚以外の認知症的な行動は見当たらないので、
幻覚は薬(ミラベックス)が原因と思いたいが、
パーキンソン病だけではなく、
レビー小体認知症も疑ってはいる。


が、脳のMRIやCTの検査では、脳の萎縮などもなく、
特に異常なし と言われている。


ここんところ、家内にビックリさせられっぱなしである。
日記に書き切れない位である。


何とか、笑い話にしたい。
そうしないと、心が沈むだけである。