pdmk0830のブログ

妻のパーキンソン病との闘いと、その介護の日々の生活の記録

介護に向け、精神的な免疫力とは?

私にとっては、『あばたもえくぼ』の状態になること かな?
すなわち、何でも受入れることができる状態。


恋愛・新婚時代は、『あばたもえくぼ』で、
相手のことは何でも好きという状態にある。
100%、受入れOK。
(一番幸せな状態)


結婚生活10年も経つと、
お互いの短所を知り尽くし、
好きなところと嫌いなところの境界が見えて来る。
好きなところはあるものの、
嫌いなところはどうしても受け入れられなくなる。
すなわち、『あばたはあばた』という状態になる。
(次第に言わなくてもいいことがチクリと出る状態)


「うちのお父さんは・・・」と言いながらも、
未だお互いに労わり合う余裕がある状態。
(大抵のご夫婦はこの状態かな)


ところが、?10年も経ってくると、
『言わなくてもいいことまで言ってしまう』
ことが多くなってくる。
お互いに受け入れる領域が次第に少なくなる
えくぼもあばた』という状態になってくる。
(これはヤバイ状態)
(熟年離婚も?)


この状態で介護に入ると、最悪!


ここで、『あばたもえくぼ』の状態に舵取りしよう!
新婚時代とは異なる感情で、
人生の戦友として、
最後まで労り合う。

『老老介護』の末の悲劇・・・免疫力を付けよう!っと

今週の某新聞の朝刊第1面に載っていた。
人ごとではない。


記事を読むと、
介護する側が肉体的、精神的に参ってしまい、
かつ、孤立してしまった末の悲劇のようだ。


少子高齢化社会が更に深刻化してくると、
今の若い人の負担が更に高まり、
親の介護負担もずっしりと肩に。


親からすれば、子供には迷惑をかけたくない。
しかし、子供も黙って見ているわけにはいかない。


これから家内に対する介護負担も増えてくるだろう。
毎日一緒に生活していると、
『ゆでがえる現象』ではないが、
家内の衰えの症状を段階的に見ているためか、
今後のアクションアイテムをシミュレーションしながら、
家内の全てを受入れることが出来そうだ。


外部との繋がりも絶やさず、
いよいよ困難になった時のヘルプコールも出せるように!


精神的な免疫力をつけ、
肉体的な免疫力も付けて健康寿命も延ばそう。


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インフルエンザ対策のワンポイントを教えて頂いた。


・うがいはあまり効かないらしい。
 ∵ 喉の粘膜に付いたウィルスは約20分で細胞内へ入ってしまう。


したがって、熱めのお茶やコーヒーを飲むといいらしい。
 (ウィルスは37℃で死滅するそうです。)


おまけで、
『うがいより手洗いをしっかりと!』が効くらしい。
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あっ! 家内がお風呂で呼んでいる!
さあ、体を拭いてあげようっと!

えっ! へそくり!

家内が、早朝、タンスの近くに人を感じたらしく、
その人がタンスを開けようとしていた!とのこと。


頭では幻覚だとは分っているつもりでも、
はっきりと見えたらしく、
『お父さん、怒らないで聞いてくれる?』


最近、力の衰えが目立ち、
今まで何の不自由もなかったタンスの引き出しを
開けるのにも苦労している。


『そこのタンスの引き出しにお金があるので、
 銀行の貸金庫に預けてきてくれる?』と。


見たら、・・・ いっ、いつの間に・・・
家内曰く、
『友達は皆やっており、女の人は皆そうよ!』とのこと。
どうやら、まだ他にもあるらしい。


確かに、財布のヒモは家内が握っており、
家内から毎月の小遣いをもらっているので、
残りは家内のコントロール下。


幻覚以外の認知症的な行動は見当たらないので、
幻覚は薬(ミラベックス)が原因と思いたいが、
パーキンソン病だけではなく、
レビー小体認知症も疑ってはいる。


が、脳のMRIやCTの検査では、脳の萎縮などもなく、
特に異常なし と言われている。


ここんところ、家内にビックリさせられっぱなしである。
日記に書き切れない位である。


何とか、笑い話にしたい。
そうしないと、心が沈むだけである。

あれー! 失敗しちゃったの?

昨晩、一通りの家事や雑用を終えて入浴。
さあ!寝よう!
と、家内の様子を見ると、
家内がトイレで拭き掃除中。

『あれー! 失敗しちゃったの?』

座り位置調整中に見切り発車した模様。
どうも、二階のトイレは便座の位置が良くないとのこと。


私が仕上げの清掃をし、
やっと、就寝。


若干、スリッパにも小雨がかかったので、
今日、トイレ用のスリッパの更新と共に、
リビング用のスリッパも更新。


支払いの段で、
スリッパにしては若干高いようだけど、
まぁ、いいか!
と、家に帰ってレシートを見たら、
トイレ用が@1,500円、
リビング用が@900円。


家内談、
『これから、大事に使いま~す。』


私は、出来るだけ笑い話にしようとするが、
家内は、内心は情けない気持ちでいっぱいのようだ。


夫婦でこのような状態になったら・・・
いやいや、そんなことを考えても仕方ない!
その時はその時!
神様にお任せ!

家内の介護を介して、終活を!

誰しも加齢と共にドパミンが減少
  ⇒ 誰しもいずれはパーキンソン病と同じような症状に!


ピンピンコロリでなければ、介護を受ける身になる


一人娘は嫁いで大阪へ、
家内の介護を全てやる覚悟でも、
私自身の介護も想定して、娘への負荷を最小限にする方策を!


我が家は跡継ぎがいないので、墓を持たずに散骨
  ⇒ 浅草寺の五重塔へ位牌を預けて位牌供養
家の中の断捨離
  ⇒ 私の宝物は家内から見るとガラクタ(らしい?)
  ⇒ 逆に見て、家内のものは宝石類以外はガラクタ(笑)
財産関係の整理 ⇒ 出来るだけ娘が困らないように
もしもの場合の諸手続のリストアップ


難問は、
  家内の介護のみならず、
    私自身も介護が必要になった場合の方策?
      老人ホームも自由にならない少子高齢化社会!


答えは、
  娘に頼らずに可能な限りベストを尽くし、
    後は神様にお任せする覚悟を持つ!


    家内の介護を介して介護の現状を知り
      ⇒ 最大限の活用策を知る
そして、
  人生の幕の閉じ方は、
    どんな形になろうと問わない
      ただし、人間としての尊厳は保ちたいなぁ
                 (難しいかな?)


等などが頭に浮かぶ。


以上の避けて通れないアクションアイテムを固め、
私の今の健康を維持しながら、
 さあ!
   家内との人生を精一杯楽しもう!
   これからの人生を楽しむロードマップを作ろう!